1 コピーライティング
コピーライティングとは、言葉を扱う技術です。インターネットの世界では、顔の見えない世界ですし、
ホームページ上のコピーライティングのスキルはとても重要です。
コピーライティングをマスターすれば、それだけで売上が上がるといっても言い過ぎではありません。
コピーライティングの基本
●
わかりやすい文章を書く
わかりやすい文章とは、文章の構成がしっかしていることです、
文章の校正とは
1 おっ −見出しに当たりますー
2 何々 −概要ですー
3
へえー ー意見ー
4 なるほど −証拠ー
5 わかった −結論ー
まずは、見出しで興味をひきます。
続いて文章の概要(主旨)を伝えます。
それから、自分の意見を述べます。
意見がいかに正しいのかを証拠を上げて説明します 。
そして最後に結論です。
人間は無意識に、この順番で情報処理をしているのです。
無意識に行っている情報処理の順番に沿って情報を並べることで、
分かりやすい文章構成を作ることができます。
● 読みやすい文章にする
文章は短く書く。これに尽きます。
短くすることで、力強く、読みやすい文章になります。
また、誤字脱字や接続詞の誤りなどのミスも減り、いいことだらけです。
文章を短く書くコツは
すぐに、「。」を打つ。
1文に1つの意味しか与えない。
● 余白を生かすようにする
用紙いっぱいに文章が書かれていると、見ただけで読む気が失せてしまいます。
せっかく書いた文章も、読まれなければ意味がありません。
そんなとき、大切になるのは余白です。
余白を多く取ることで、文章は読みやすくなります。
● 文字サイズは3段階がきほんです。
(wordの場合の数値)
大見出し・・・24〜
小見出し・・・・・・16〜18
本 文・・・・・・・・11~12
7行以内に1段落を置く
7行以内に1段落をおくと、文章は読みやすくなります。
長くても9行以内で1段落をおきます。
段落とは、話の区切りです。
●
写真やイラストを使用する
文字だらけの資料だと、読む気になりません。
ページを開いただけで、読む気が失せてしまいます。
「読みにくそう」と直感的に思われたものは読まれません。
そうならないためにも、写真やイラストを使うようにします。
写真やイラストなどが1枚入るだけで、ずいぶんと読みやすくなるのです。
● 見出しをつける
見出しのない販促物は、まず読まれません。
企画書でも、社内資料でも同じことです。
見出しがないものは、読む気にならないからです。
● 読み手に伝わる言葉を使う
作家、瀬戸内寂聴さんはこう言っています。
「文章というのは、むずかしいことを知っていても、
やさしい言葉で相手にわかるように書かなければいけないんです」
これは、どんな文章にも通じます。
まず気をつけることは、専門用語と漢字です。
業界の専門用語を、お客様も知っているとは限りません。
● 肯定文を使う
文章には、肯定文と否定文の書き方があります。
同じ意味でも、「〜してください」「〜してはいけません」では受ける印象が違います。
● 語尾を変化させる
文章を書いていて気を使うのが語尾です。
特に「です・ます」調で文章を書いていると、同じ語尾が続くことがあります。
同じ語尾が3回以上続くと、だらしなく感じます。
「です・ます」調は以下の5ほどしか、変化がつけられません。
「〜です」「〜なのです」「〜しょう」「〜ます」「〜せん」「〜ください」
まだまだ、重要なことはいろいろとありますが、読まれるお客様にとってどのようなメリットがあるのか、読み手の心に届くような書き方にしたほうがいいでしょう。
一度、文章をしあげてしばらくしてから、こんどは読み手として文章をチェックしてみることです、誤字脱字はないか、くどくないかなどです。手直ししてリライトする。
そのようにしてゆけば、素晴らしい文章が書けるようになってゆきます。
参考サイト: コピーライティング専門サイト |